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The Lazare Diamond BEAUTY is in the CUTTING
「Mr.ダイヤモンド」が考案した、偉大な数学的カッティング
世界で最も美しいダイヤモンド」と称されるラザール・ダイヤモンドは、アメリカを代表するカッターズ・ブランドだ。 創始者は1883年、ポーランドに生まれたラザール・キャプラン。当時世界一のダイヤモンド取引があったアントワープに移住したことが契機となり、ダイヤモンド研磨の技術を学ぶ。その後、31歳のときに渡米し、ニューヨークにダイヤモンド会社を設立する。
1936年には、当時世界で二番目に大きいといわれた726カラットのヨンカー・ダイヤモンドのカットに取り組む。「彼は1年におよぶ綿密な調査と研究を重ね、練られたプランは数百以上だったそうです。そして、726カットの原石は12個の宝石として見事に生まれ変わりました。いつしか彼は『Mr.ダイヤモンド』と呼ばれるようになったのです」と、にこやかに語るのはラザール・ダイヤモンド現社長のレオン・テンぺルマン氏。現社長はハーバード大学で心理学と政治学を学び、ハーバード・ビジネススクール卒業後、ファミリーで不動産業、ハイテクのビジネスを立ち上げた後、1980年ラザール・キャプランの社長に就任。「ダイヤモンドの美しさは、最大の照りと反射を得るようなカットが成された時に初めて存在する。いつもキャプラン氏はそう言っていたそうです」つまり、極言すれば大きさやカラットを重視して原石をカットすればガラスのような輝きしか得られないということなのだろう。「カットは非常に数学的です。最高度の光の反射と屈折を得るために綿密な計算がなされ、正確な角度と比率が数学的な方程式で導かれます。キャプランは数学の58面体理論の実践を世界で初めてbアイディアルメイク揩ニして確立したのです」社長の話は熱気を帯びる。「優秀なカット技術者は、原石の中に完成予想図をイメージできる芸術的センスもまた持ち合わせているものなのです」ダイヤモンドひとつひとつの美しさを最大限に引き出す。これが「世界で最も美しいダイヤモンド」といわれる所以だろう。
もうひとつラザール・ダイヤモンドの特徴として世界で初めてのレーザー刻印が挙げられる。ダイヤモンドのガードル部分にブランドマークとID番号を印す。「文字のサイズも人の毛髪ほどです。セキュリティにも役に立ちますよ」ラザール・ダイヤモンドはホールセラーとして世界の有名宝飾店にダイヤモンドを卸しているが、自社でもデザインして販売している。カスタムメードでもわずか6週間で完成するそうだ。「日本のお客さまも増えています。日本の方は美しいものに対するこだわりが非常に強い。センシティブです。日本のマーケットはグレート・ポテンシャル(偉大な可能性)ですよ」とテンペルマン社長は、にこりと笑った。
ヨンカー・ダイヤモンド原石をカットしたことで、ラザール・キャプランの卓越した技を世界に示すことになった。
(写真はレプリカ)
社長のレオン・テンペルマン氏。創始者キャプランの意志を受け継ぎ、アメリカ最大のダイヤモンド・カッターズ・ブランドを率いる。
ラウンドブリリアントをはじめ、ハート、ペアシェイプ(梨形)、エメラルドカットなどさまざまなスタイルにカットされたダイヤモンド。
キャプランと甥。
創業当時の工房の様子。
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