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子弟海外留学
 
イートン・カレッジ
豊かな音楽教育でバランスのとれたリーダーを輩出
時間の感覚を喪失しそうな古色蒼然とした町、イートン。
この町には伝統と荘厳な歴史を脈々と受け継ぐEton Collegeがある。
イートンは1440年の創設以来、時代を超え、世界のリーダーとなる人材を世界中に送り続けている。
今回はこのイートン・カレッジを訪問し、内外から高い評価を受けている聖歌隊を取材した。
豊かな音楽教育でバランスのとれたリーダーを輩出
70人のスコラーと1200人の生徒たち
ロンドンのテムズ河のほとりに、女王陛下が週末に滞在されるウィンザー城がある。そのウィンザー城から丘を下ってウィンザー・ブリッジを渡り、メインストリートを通り抜けると、空に聳え立つ重厚な建造物群が見えてくる。これがイギリス王室のウイリアム王子とヘンリー王子の母校としても知られ、イギリスのエリート養成校として有名な名門パブリックスクール、イートン校である。
イートンは1440年、国王ヘンリ6世によって創設された。設立当初から70人の奨学生(キングズスカラー)は無償で教育を受けることができるという制度があり、現在もその制度が続いている。
在校生1270名のうち選ばれた70人のスコラーは、創設当初の建物に寄宿することになっており、残りの1200名は24のハウスと呼ばれる寮舎に寄宿する。13歳から18歳の少年達が24名のハウスマスターの指導の下、勉学に励む。
恵まれた設備とエリートの伝統
世界に冠たる卒業生を輩出し、恵まれた財源を背景にしながら、イートンの設備は抜きん出たものがあるが、中でも特筆すべきは図書館である。第一に中世からの古文書が揃い、歴史家の天国とも言える中央(College)図書館。次に最新の設備がそろう学校(School)図書館。さらに各学科ごとに小図書館があり、生徒たちは自由に必要な本を見ることができる。
イートンに入学するには、生まれてすぐに24あるハウスと呼ばれる寮に息子の名前を登録するハウス・リストが必要であったが、1990年からは一般リストの制度が取り入れられている。
現在では、ハウス・リストと一般リストの入学者は半々である。
いずれのリストから選ばれるにしろ、英国パブリックスクールの頂点に立つイートン校への入学は最難関であることには変わりはない。イギリスの富裕な家庭に生まれた子供達の中でも、イートンに通うことができるのは選ばれた者だけである。選ばれた者にふさわしいのが、その制服である。今日でも伝統に則り、黒の燕尾服に白タイなのだ。この制服がもとで世界の礼服になったことでも殊に有名で、授業の合間に燕尾服に身を包んだ生徒達が、急ぎ足で次の授業に向かう姿はまさに麗観である。
図書館
重厚な図書館の建物
散歩道
美しい花が咲き乱れる庭園は格好の散歩コース
ボート練習場
本格的なボート練習場がある
寮舎の交流、幅広い授業
先にハウスの話をしたが、ハウスが異なる生徒でも交流できるようにスポーツの対抗試合や、劇、コンサートなど、生徒たちは思い思いの企画をして親や教師を招待する。また別々の寮舎で生活していても、楽器や芸術のレッスンなどは能力に応じて割り当てられるので、そういう場で交わることもある。
イートンの授業はとても幅広い。英語、ラテン語、数学、歴史、地理、フランス語、化学、生物、物理は必修。これに加えて美術、演劇、音楽、コンピューター、木工、機械工作、銀細工を経験できるようになっている。もちろんスポーツの選択も幅広く、ゴルフ、バドミントン、スカッシュ、水泳、フェンシング、合気道、射撃、バスケットボール、卓球、ロッククライミングから、ビーグル犬を使ったうさぎ狩りなどというものまである。
音楽教育の伝統がバランスある教養人を育む    
そんな中でもイートンの教育をもっとも特徴づけているもののひとつが音楽教育である。イートンでは、全校生の半分以上がなんらかの楽器を手がけている。オーケストラは一般のシンフォニー・オーケストラに匹敵する腕前で、このスクール・オーケストラとチャペルの合唱隊は何度も海外へ演奏旅行に出かけるほどである。
現在の聖歌隊は、1、2名の教師(マスター)を含むイートンの学生達で構成されており、そのほとんどは、大聖堂やチャペルの聖歌隊の出身である。聖歌は、学校での礼拝や、学期間を通して晩祷で歌われ、学校の伝統として受け継がれる。また、イートンには、音楽奨学金制度があり、聖歌隊の中にも、この音楽奨学生が多くいる。
イートンの主唱者兼音楽監督であるラルフ・オールウッド氏は、2001年に「英国国教会に対し音楽とその賛美に顕著な効果があった」と評価され、教会音楽王立学校の特別研究員に任命された。
今日、伝統を受け継ぎ守りながら、「バランスが取れ、広く教養のある、自律した、自信のある、社会の貴重な一員」を基調に、時代とともに、あるいは時代に先駆けて、世界中の指導者を輩出し続けるのである。
来春にはオールウッド音楽監督が率いるイートン聖歌隊40人が来日し、日本各地で公演を行う予定である。

主唱者兼音楽監督の
ラルフ・オールウッド氏
   
ハロウスクール
チャペルで行われる聖歌隊の練習風景。学年の大きい生徒と小さい生徒が一緒に歌う
ラグビースクール
個人の才能を伸ばすことに重きをおくのは音楽教育でも同じ。個人レッスンに力が入れられる
イートン・カレッジに関するお問い合わせ:
イートン・ハロウ日本事務所
TEL:03-5276-0281

ボーディングスクールへの留学に関するご相談・お問い合わせ:
SEVEN.コンシェルジェデスク
TEL:03-5772-3341 担当:佐々木
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