世界に冠たる卒業生を輩出し、恵まれた財源を背景にしながら、イートンの設備は抜きん出たものがあるが、中でも特筆すべきは図書館である。第一に中世からの古文書が揃い、歴史家の天国とも言える中央(College)図書館。次に最新の設備がそろう学校(School)図書館。さらに各学科ごとに小図書館があり、生徒たちは自由に必要な本を見ることができる。
イートンに入学するには、生まれてすぐに24あるハウスと呼ばれる寮に息子の名前を登録するハウス・リストが必要であったが、1990年からは一般リストの制度が取り入れられている。
現在では、ハウス・リストと一般リストの入学者は半々である。
いずれのリストから選ばれるにしろ、英国パブリックスクールの頂点に立つイートン校への入学は最難関であることには変わりはない。イギリスの富裕な家庭に生まれた子供達の中でも、イートンに通うことができるのは選ばれた者だけである。選ばれた者にふさわしいのが、その制服である。今日でも伝統に則り、黒の燕尾服に白タイなのだ。この制服がもとで世界の礼服になったことでも殊に有名で、授業の合間に燕尾服に身を包んだ生徒達が、急ぎ足で次の授業に向かう姿はまさに麗観である。
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| 重厚な図書館の建物 |
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| 美しい花が咲き乱れる庭園は格好の散歩コース |
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| 本格的なボート練習場がある |
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