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住宅地を利用した不動産証券化投資
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第4回:『底地』って何?
底地とは何でしょうか?底地とは下図のように借地権の付着した土地のことを底地(貸宅地もしくは貸地ともいう)をいいます。借地権の付いた土地の底の部分だから底地なのです。ちなみに借地権とは建物所有を目的とする地上権および賃借権のことを意味します。
借地権の割合は所有権の土地を100%とすると、30%〜90%の割合となります。路線価図を見ると、路線価格の右側にアルファベットのA〜Gの何れかが記載されているのをご存知でしょうか。このアルファベットがその道路に接している地域の各々の借地権割合を示しています。
借地権割合は東京都内ですと商業地域で70%〜90%が、住居地域ですと60%〜70%が一般的です。地方ですとこの割合は低くなる傾向にあります。
底地割合は(100%−借地権割合)で求めることができます。そうすると一般的に借地権の割合が高いことが皆様もお分かりになるでしょう。地主と借地人、傍から見れば地主さん優位の関係に見えますが、権利割合からいくと決してそうではないということです。では底地と借地権の割合はどのように決められたのでしょうか。これについては地主と借地人の歴史を少しさかのぼってみないと分かりません。
(底地に比べて)権利割合の高い借地権ですが、一般によく利用される賃借権の場合には第3者に売却する際に、原則地主の承諾を要します(地上権の場合は、自由に譲渡・転貸できますが、地主の登記協力を要します)。それに対して、地主の所有する『底地』は借地人の許可無しに第3者に売却することが可能です。借地権を売却する場合は、やはり借地人が地主に頼み込まなければならないということになります。権利割合は大きいけれど勝手に売却できない借地権、権利割合は小さいけれどいつでも譲渡できる底地、地主と借地人も正にこういう関係なのかもしれません。

著者:TFP不動産コンサルティング株式会社
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