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住宅地を利用した不動産証券化投資
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第3回:地主と借地人の関係を考える
□地主(土地所有者)と借地人の考え方
今回は底地を所有する地主とその上の借地権者である借地人との関係についてみていきたいと思います。
一般的に、地主と借地人の関係はあまりよいものではありません。図表からもわかりますようにお互いにいがみあっていることがあり、考え方も対峙しているケースが多く見られます。 一つ例を挙げてみましょう。一件の底地があり、地主は売りたい、借地人は買いたいと互いに思っている物件があるとします。お互いに自分から言い出すと安く買い叩かれる(高く買わされる)という思いが強いわけです。
それから、地主の方は土地を借地人に安い地代で貸してあげているという意識が強く、先祖代々タダ同然の安い地代で貸してあげているんだという思いがあります。一方、借地人の方は正式な契約のもとに当然の権利で借りているという意識があります。お互いにその意識の下、感情的な溝が埋めきれず地主と借地人の関係と言えど、なかなか一筋縄にはいかない問題が多くなるわけです。 それから、もう一つ借地人に共通しているのはやはり借地権としてではなく所有権として持ちたいという思いです。これは100%全ての借地人に共通しているといってよいでしょう。にもかかわらず、地主との過去からのしがらみがいろいろとあって、なかなか自分からは言い出せない。 傍から見ると、相当もどかしい関係に映るのも事実かもしれません。
こういった地主と借地人とのいろいろな問題を手っ取り早く解決するには、第三者が間に入るというのが一番の近道のようです。間に入って、お互いの話をじっくり相談相手となって親身になって聞いてあげることにより、感情的なわだかまりが溶けてくる。そうすることにより合理的な解釈が可能になるようです。何だかんだといってもやはり一番解決が難しいのはやはり感情のもつれということでしょうか?

■地主

・自ら売却したいと言った場合、借地人に安く買い叩かれる。
・管理の手間が面倒だ。
・相続時には高い評価をされる。
・借地人が購入しない場合、第三者へはなかなか売却できない。
・公租公課は上昇するが、地代の値上げ交渉は苦手または困難。

■借地人
・底地を取得して所有権としたいと思っている。(100%)
・自ら購入したいと言った場合、高く買わされると思っている。
・地主に気を使いながら生活することがわずらわしい。
・自己資金は持っている。
・融資を受けられる。
・底地購入の場合、所有権となるためローンの担保評価は充分である。

著者:TFP不動産コンサルティング株式会社
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