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不動産の成功・失敗事例
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第5回:定期借家契約を利用した成功事例
築年数が古く老朽化が目立ちはじめ、駅から結構離れているアパート。最近、だんだんと空室になっている率が上昇しているような気がするだが・・・。そんな経験を実際にお持ちの大家さんも多いのではないでしょうか。これからご紹介するのは、定期借家契約を空室の目立つ古アパートにうまく活かした事例です。

Aさん所有のアパートは、B駅の郊外に立地、新築当初は希望通りの家賃で満室稼動していたのですが、さすがに築25年を経過し空室が目立つようになり、家賃もかなり安くしないと入居者が入ってこない状態になってしまいました。
これではいけない、何か対策を講じる必要があるということで、Aさんは思い切って将来的に建て替えを行おうと決心し新たな入居者の募集を行わずに退去を待つことにしました。
ところが既存の入居者がいつ退去してくれるのか時期が不確定であるうえに新規の募集を行わないために空室が増え、収入は減る一方となってしまいました。
途方にくれていたところ、定期借家契約を利用した良い方法があることを耳にしました。
Aさんはこれを利用し、現在の空室を定期借家契約で賃貸(1年間)を行い、空室分の収入を増加させることに成功しました。また、定期借家契約(1年)を行うことにより建て替えがまだ先になりそうな場合は、同様の条件で再契約を行いつつ既存の入居者の退去の時期を待ち、普通借家契約の入居者が退去したところでタイミングを合わせて定期借家契約を終了させ、見事にアパートの建て替えを行うことができました。

第5回

定期借家契約の特徴は、契約の終了時期が明確になっていることです。
これによりオーナーが建て替えを考えている場合は、建て替え時期と定期借家契約の終了時期を一致させることで非常に計画が立てやすくなります。
ただし、実際に定期借家で契約を行う場合は契約の更新が無く、期間満了により終了する旨等を書面により契約前に必ず説明することが義務付けられていますので注意が必要です。
また、一般に普通借家契約に比べると、設定の家賃も低目になりがちです。
このような定期借家契約ですが、使い方によっては上記のような有効な利用が考えられます。

古アパートをご所有の皆様、一度検討されてみてはいかがでしょうか。
TFP不動産コンサルティング株式会社
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