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大家に役立つ生命保険活用術
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第7回:保険を使って退職金を積み立てる?(4)
保険を使って退職金を積み立てることについてこれまでお話してきましたが、ちょっと補足です。
商品によって保険料が税務上損金になる場合があるとご説明しましたが、凡そ下記のように分けられます。

保険料の全額を損金処理可 定期保険
逓増定期保険全額損金タイプ
保険料の1/2を損金処理可 長期平準定期保険
逓増定期保険1/2損金タイプ
保険料を資産として計上 終身保険 養老保険

ちなみに、第5回でお話しました商品の保険料は下記のようになっております。ご参考にしてください。
保険商品 保険金額 保険料(年)
養老保険 5,000万円 3,385,450円
終身保険 1億円 3,177,100円
長期平準定期保険 1億円 2,868,200円
逓増定期保険(全額損金) 当初1億円 5,530,400円

※ ある保険会社の例ですので、保険会社や保険期間等によって変わります。

また、会社で保険料を支払うと経費で落ちるからと、新たに会社を設立して、個人で結んでいた保険契約を会社に変更してしまうケースがあります。
この場合、確かに保険料は経費にできますが、設立直後に“万が一”のことが起きたらどうなるでしょう?
役員退職金は、第6回でお話ししましたとおり
『最終報酬月額×役員在任年数×功績倍率』
となっておりますので、仮に大きな保険金額を会社で受け取ったとしても、あくまで上記の計算式の範囲内で支払うということになります。とすると、報酬月額が100万円、在任年数が1年だったとすれば・・・
退職金:100万円×1年×3.0=300万円・・・(1)
弔慰金(業務外):600万円・・・(2)
(1)+(2)=合計900万円しか支払えません!
ちょっと陥りやすい落とし穴ですのでご注意下さい。特にオーナー経営者である大家さんであれば、経営者・個人それぞれの立場を考えながら、保険の設計を行っていくことが大事ですね。
あと、第6回で「役員退職慰労金規程」について触れましたが、雛形が必要な方については、遠慮なくお問い合わせ下さい。
著者:株式会社東京FP保険パートナーズ
    部長 野口 貴洋
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