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第5回:保険を使って退職金を積み立てる?(2)
「保険を使って退職金を積み立てる」には、どのような商品があるのでしょうか。
例えば、「65歳で後継者に道を譲る」と決めている場合は、65歳で満期が到来する保険商品があれば良いですね。ご存知かもしれませんが、この場合、「養老保険」という商品を使うことができます。
養老保険は、「生死混合保険」というものに分類され、保険の期間中に死亡した場合は死亡保険金、満期が到来した場合は満期保険金が支払われますので、万が一のときの(死亡)退職金としても使えますし、満期時には勇退退職金の原資に使うことも出来ます。
一方、具体的な勇退時期が決まっていない場合はどうでしょう。満期が勇退前に来てしまっては困りますので、この場合は、保険商品の特性である「解約返戻金(※)」が活用できる商品を使うことになります。以下がその代表的な商品です。
保険商品
特徴
終身保険
死亡の保障が一生涯続く保険
長期平準定期保険
一定の長期間にわたって保障額が変わらない定期保険
逓増定期保険
保障額が期間の経過とともに増加していく定期保険
商品そのものの特徴は上記のとおりですが、商品によって解約返戻金の推移が異なりますので、それぞれの特性を掴んでおく必要があります。下記に保険金額と解約返戻金の推移を表しているグラフを作成しました。いずれも50歳男性がそれぞれの保険に加入した場合の例です。
解約返戻金の推移の違いが分かりますでしょうか。終身保険・長期平準定期保険は、長い年数を経過するにつれて解約返戻金が増加していきます。分かりにくいかもしれませんが、逓増定期保険は途中でピークを迎えてその後は下がっていく、というようにそれぞれ特徴が異なります。
保険料や解約返戻金の金額は、保険会社・保険商品によって異なりますので、ご自身の年齢やおおよその勇退時期等を踏まえて、ご自身にあった商品を選択していくことが重要ですね。
※ 解約返戻金:前回ご紹介しました保険商品が持つ特性。中途解約した場合に経過年数に応じて戻ってくる資金のこと。
著者:株式会社東京FP保険パートナーズ
部長 野口 貴洋
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