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大家に役立つ生命保険活用術
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第4回:保険を使って退職金を積み立てる?(1)
「生命保険に入る」、というと「自分に万が一のことがあった場合のため・・・」とか「老後の資金の積立に・・・」といったことに備えて保険に入るということを思いつくことが一般的ではないでしょうか。これは主に個人で加入する場合に多いケースだと思います。
一方、会社で生命保険に入る場合はどうでしょう。社長(経営者)の万が一のことを考えて(いわゆる経営者保険)入ることが多いと思いますが、役員退職金を準備することを目的として保険に入るというケースがあります。
ちょっと聞きなれない方もいらっしゃるかと思いますが、「保険を使って退職金を積み立てる」、というのはどういうことなのでしょう?
そもそもオーナー経営者の方であれば、「自分は死ぬまで経営者だ!」ということで、ご自身の退職金のことを考えない方もいらっしゃるでしょうが、ひとまずこの場では、退職金を受け取るという前提にしましょう。
保険を使って退職金を準備する場合、まず会社が契約者として保険に入り、万が一の場合には会社に保険金が入るという契約形態をとります(下記ご参照)。
この契約形態ですと、社長(経営者)の在任中に万が一のことが発生した場合は、会社に(死亡)保険金が支払われますので、その保険金を原資に(死亡)退職金+弔慰金を支払うことが可能となります。
これは比較的分かり易いケースかと思いますが、では勇退する場合はどうすればよいのでしょうか。
勇退される時期が決まっているのであれば、満期のある保険商品を活用することで、満期保険金を退職金の原資に充当できます。
一方で勇退時期が特段決まっていない場合、当然ながらご存命でいらっしゃる限り基本的に保険金は支払われませんので、この場合は、保険が持つある特徴を利用します。
それは、保険契約を中途解約した場合に一定の「解約返戻金」というものが発生する、という生命保険契約の特性です(発生しない商品もありますが)。
この解約返戻金を原資とすることで、大きな金額となるであろう社長の退職金に充当することが可能となります。具体的なイメージはまた改めてご説明いたしますが、本来の保障という機能を生かしつつ、大きな資金準備をすることが生命保険では可能である、ということをご認識ください。

生涯現役も素晴らしいことですが、ご自身で築き上げた会社を信頼できる後継者に譲り、その推移を見守る、という余生も如何でしょうか?
著者:株式会社東京FP保険パートナーズ
    部長 野口 貴洋
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