アメリカへの不動産投資における最も大きなメリットは、大きなキャピタルゲイン(売却益)が期待できる点にあると言っても過言ではありません。これはアメリカの不動産中古売買市場が非常に充実しているという事実もありますが、やはり一番の要因は不動産物件の耐用年数が日本と比較して格段に長いことが挙げられます。
家賃収入などのインカムゲインを得ながら、将来のキャピタルゲインが期待できるアメリカ不動産投資は、安定したポートフォリオを構築する上で十分な価値のある投資対象先であると言えます。不動産投資は基
本的には“長期プラン”を構築して行うのが理想ですが、将来的なキャピタルゲインを積極的に獲りに行く場合、不動産価格が上昇している地区に投資を行うというのが必須条件になります。
以下は、過去一年で平均住宅価格が最も上昇した州のリストです。
| 州 |
上昇率(2004年Q2〜2005年Q2)(a) |
| 1. ネバダ州 |
28.13% |
| 2. アリゾナ州 |
27.82% |
| 3. ハワイ州 |
25.92% |
| 4. カルフォルニア州 |
25.16% |
| 5. フロリダ州 |
24.45% |
| 6. ワシントンD.C. |
23.53% |
| 7. メリーランド州 |
22.98% |
| 8. バージニア州 |
20.93% |
| 9. ニュージャージー州 |
17.76% |
| 10. ロードアイランド州 |
16.72% |
1980年からの上昇率の上位5州は、マサチューセッツ州(607%)、ニューヨーク州(492%)ロードアイランド州(470%)、カルフォルニア州(458%)、ニュージャージー州(410%)です。
不動産価格は歴史的に上下降を繰り返します。現在の米国不動産は過熱気味であるとメディアで取り上げられており、現在が投資に適したタイミングであるか見極めるのはプロでも難しいでしょう。
不動産を長期で保有しインカムゲインを重要視するか、もしくは不動産の売買を短期間で繰り返しキャピタルゲインを狙っていくかで投資戦略や投資先の選定が変わってきます。
個々の投資戦略に対して適切な判断を下すことが、アメリカの不動産投資で利益を得る最も重要なポイントであると言えるでしょう。
(a) Source: OFHEO (Office of Federal Housing Enterprise Oversight)
2005年9月 |