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【ますます多様化する賃貸住宅市場(4)】
ペット共生マンション トータルサービスへ
ペットに癒しを求める家庭が増えてきていることや少子化、高齢化も手伝って、今後も増加していくことが予想される“ペット可”賃貸マンション。現在、ペット飼育が可能な分譲マンションの普及率は5割強と言われているが、“ペット可”の賃貸マンションについては明確なデータが存在していないようだ。ただ一般的には「1割ほどではないか」という声がある。

まだまだ分譲マンションより数は少ないとはいえ、年々増加傾向にあることは確かなようだ。

それは、ペットに癒しを求める家庭が増えてきているという、ここのところの“ブーム”のほか、少子化(子供を持たない、または子供が少ない家庭の増加)、高齢化(子供が成長し、手が離れた夫婦の増加)が要因となっていることは明白だ。

現在では、「築年数が長い」「入居率が悪い」といった物件を新たにリニューアルする際のポイントとして、ペット共生型にする方向が多くなっているという。

欧米ではすでに賃貸マンションでのペット飼育は当たり前のようになっており、むしろペット不可が特殊な事例なくらいになっている。一方、我が国では今後も当然、少子化、高齢化が続く訳で、つまり今後も、まだまだペット可賃貸マンションは増えていく勢いにある。そういった意味では“欧米化”に近づいていると言えそうだ。

こうした中、今後も積極的に打って出る姿勢を示しているのが、「ペットケアマンション事業」を行っているアドホック(入江康文社長)だ。

同社は、「ペットに優しい」設計の監修や「ペット対応床材」「うんちダスト」「フットシャワー」などといったオリジナルペットケア設備(商標および特許等を35あまり取得・申請)の導入などを実施。

また、「ペット飼育に不安を持つマンションオーナーに大きな安心を提供する」(同社)オリジナル管理支援ソフト「ペットジャッジメントシステム」を用意。入居時のペットの面接を支援するためのシステムで、約50の質問に答えることで「しつけ度合い」や「健康状態」を総合的に数値化するというものだ。

このほか、同社独自の強みと言えるものが2つある。1つは「トリミング」だ。同社はトリミング・ショップ「ペットスパ」を運営しているが、そのノウハウを生かし、物件にトリミングルームを設けたり、トリミングの出張・訪問サービスを実施している。そしてもう1つが、ペット同伴での宿泊が可能なホテルの企画・コンサルティングとなっている。

入居者に対し「建物、住まいだけではない、(ペットに関する)トータルのサービス提供」(同社)を打ち出している。

現在、同社のペット可賃貸マンションの企画・コンサルティング実績は、全国で110棟に達する。この春には最新物件が札幌、東日本橋、高松、広島で竣工予定。今後も全国へと、事業を拡大していく意向だ。

なお、今後は分譲マンションでのサービス提供(現在の実績は5棟)も注力していきたい旨を明らかにしている。

(ニュース協力:(株)週刊住宅新聞社 http://www.shukan-jutaku.com/
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