東京カンテイ調べ ワンルームマンション、
価格上昇傾向ハッキリ |
【2005/11/4】 |
東京カンテイはこのほど、首都圏のワンルームマンション市場動向を調査した。
04年までのワンルームマンションの分譲価格は、2100万円前後の水準で横ばいで推移してきた。しかし、05年1〜9月の価格は2243万円(前年比62万円上昇)となった。同社によれば、はっきりと上昇傾向が現れたのはバブル崩壊以降初めて。
上昇の要因は、供給適地となる都心部での価格上昇と、建築コストの上昇。バブル崩壊以降、専有面積を広げて賃借人を確保してきた経緯があり、地価や建築コストが上昇したとしても、専有面積を縮小することは事実上困難となる。その結果として、販売価格に転嫁されているようだ。
価格が上昇すると、賃料との関連もあるが、利回りが下落する。05年の平均的な利回りは5.13%。95年以降の利回りの推移を見てみると、00年の5.47%をピークに、ここ数年は緩やかな低下基調で推移している。5.13%という数字は、98年(5.12%)と同水準。同社では「これまでの経緯から判断すると、来年からは4%台に低下することも考えられる」としている。
供給傾向にも変化が見られた。一般に分譲される戸数は、03年に8144戸を記録し、04年は7394戸。05年については1〜9月で4072戸(昨年の同時期は5028戸)と、かなり減少している。市場において、一棟売りが増加しており、それが一般分譲のワンルームマンションの数を抑える要因となっているようだ。さらに近年では、ワンルーム専門のREITや投資ファンドに組み込まれる数が増加していることも要因の一つとなっている。
また、都心5区(千代田区、中央区、新宿区、渋谷区)において、供給戸数が激減している。これらのエリアでは、前記したようなファンドやREITに組み込まれる物件が多いと考えられる。
(ニュース協力:(株)週刊住宅新聞社 http://www.shukan-jutaku.com/) |
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